スタートアップ企業の電話システム事情:働き方も以前とは違う今、最適な電話システムとは?
およそ4人に1人が、会社の番号がないと取引先からの信頼が得られにくいと回答
株式会社ジェイドコーポレーションは、3年以内に起業した経営者を対象に「スタートアップ企業の電話システム」についての調査を実施しました。
コロナ禍を経て、テレワーク・ハイブリットワークが一気に普及しました。そんな中で、取り残されているのが、企業の固定電話です。
テレワーク中の担当者宛に電話がかかってきた際に、折り返しに時間がかかってしまうことから、社外とスムーズなコミュニケーションが取れなくなる問題もあります。
今後も、この働き方が続いていくであろう中で、企業の電話の在り方は変化していくのでしょうか。
実際に、ここ3年以内に起業したスタートアップ企業では、どのような電話システムを使用してるのでしょうか。
そこで今回、クラウド型ビジネスフォン『RemoTEL(リモテル)』を提供する株式会社ジェイドコーポレーションは、3年以内に起業した経営者を対象に「スタートアップ企業の電話システム」についての調査を実施しました。
自社の電話システムについて悩んでいる方はぜひ参考になさってください。
調査概要:「スタートアップ企業の電話システム」についての調査
【調査期間】2023年7月26日(水)〜2023年7月27日(木)
【調査方法】リンクアンドパートナーズが提供する調査PR「RRP」によるインターネット調査
【調査人数】1,000名
【調査対象】調査回答時に設立3年以内の企業の経営者と回答したモニター
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ
スタートアップ企業が導入する電話システムの実態は?
まず、今回調査を行った企業では、どのような電話システムを導入しているのかを伺いました。
「どのような電話システムをお持ちですか?」と質問したところ、『従来型のオンプレPBX(31.3%)』と回答した方が最も多く、次いで『社用の携帯電話で運用(29.0%)』『個人の携帯電話を使用(18.2%)』『クラウドPBX(17.8%)』『持っていない(4.7%)』と続きました。 約6割の企業がPBXを導入しておらず、会社の電話番号を持っていないことが明らかになりました。
また、会社の電話番号を使用するためのシステムとして、オンプレPBXとクラウドPBXを導入している経営者がいました。
それぞれを導入した理由は何なのでしょうか。
まず、「オンプレPBXを選んだ理由は何ですか?」と質問したところ、『定番の電話システムだから(52.1%)』と回答した方が最も多く、次いで『品質が良いから(34.8%)』『機能が豊富だから(5.1%)』『クラウドPBXを知らなかったから(4.8%)』と続きました。
半数以上が「定番のシステムだから」と回答しました。
オンプレPBXは音声の質が確保されているものの、物理的な設備が必要というデメリットがあります。
それに対し、「クラウドPBXを選んだ理由は何ですか?」と質問したところ、『レンタルオフィスやバーチャルオフィスでも使えるから(28.0%)』と回答した方が最も多く、次いで『会社以外(テレワーク)でも電話を受けられるから(28.0%)』『低コストで導入できるから(20.2%)』『柔軟に設定変更できるから(7.1%)』『スマホで会社の電話を取れるから(6.5%)』と続きました。
クラウドPBXは、どこで仕事をしていても電話を受けられるのがメリットです。テレワークが日常的になっている企業に適していると言えるでしょう。
会社の電話番号を持たないことによる不便さが明らかに
ここまでの調査で、オンプレミスPBXとクラウドPBXについてそれぞれの導入理由を明らかにしました。 ここからは、会社の電話番号を持たない企業を対象に、調査を行いました。
「なぜ会社の電話番号を持たないのですか?」と質問したところ、『携帯電話で十分だから(37.4%)』と回答した方が最も多く、次いで『コストがかかるから(35.8%)』『何を選べば良いかわからないから(12.1%)』『そもそも電話を使用しないから(6.7%)』『オフィスがまだないから(6.0%)』と続きました。
では、会社の電話番号を持たないことでどのような不便を感じたのでしょうか。
そこで、「会社の電話番号を持たないことでどのような不便を感じましたか?」と質問したところ、『電話の取り次ぎができない(30.9%)』と回答した方が最も多く、次いで『取引先から信頼が得られにくい(26.5%)』『個人のスマホの電話番号が相手に通知されてしまう(25.3%)』『社用と個人と2台持ちで手間と費用が掛かる(15.4%)』と続きました。
会社の電話番号を持たないことで、電話の取り継ぎができなかったり、信頼を得にくくなるのは企業運営において問題と言えるのではないでしょうか。
電話システムの導入を検討している企業はおよそ半数!
ここまでの調査で、会社の電話番号を持たないことによって生じる不便さが浮き彫りになりました。
では、今後会社の電話番号の新設を検討する経営者はどの程度いるのでしょうか。
「今後会社の電話番号を新設する予定はありますか?」と質問したところ、『ない(53.6%)』と回答した方が最も多く、次いで『ある(25.8%)』『会社にあった電話システムがあれば入れる予定(20.6%)』と続きました。
4割以上の経営者が、会社の電話番号の新設を検討しているという結果が出ました。
では、どのような電話システムなら導入したいと考えているのでしょうか。
「どのような電話システムなら導入したいですか?」と質問したところ、『低コストで導入できる(52.7%)』と回答した方が最も多く、次いで『スマホで会社の電話が取れる(14.9%)』『会社以外(テレワーク)でも電話を受けられる(13.7%)』『レンタルオフィスやバーチャルオフィスでも使用できる(12.0%)』『機能が豊富(3.0%)』と続きました。
できるだけコストをかけずに電話システムを導入したい経営者が多いようです。
また、どこで仕事をしていても電話を受けられるようなシステムを採用したい経営者も多いことも明らかになりました。
【まとめ】スタートアップ企業では、会社以外でも会社の電話が取れる低コストシステムの需要あり
今回の調査で、スタートアップ企業における電話システムの実態が明らかになり、スマートフォンで会社の電話を運用しているスタートアップ企業も多いようです。
ただし、会社の番号を持たないことによる不便さを感じることもあるようで、今後導入するにしても場所を選ばずスマホで会社の番号を取れる低コストの電話システムが求められているようです。
社員に寄り添い、多様な働き方を推進したとしても、社外とのやり取りに支障をきたしたり、信頼感が下がってしまうのは問題です。
自社の課題を把握し、最適な電話システムの導入を考えてみるのはいかがでしょうか。
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