導入事例
弁護士法人 虎ノ門スクウェア法律事務所
代表弁護士
柳井 健夫 様
外出中の依頼者との電話も全通話録音できるようになり社内共有が容易に
導入前の課題・目的
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外出中の弁護士に電話の取り次ぎができないことが業務上の課題となっていた。
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育休中のスタッフがいる中、頻繁な電話の取り次ぎを減らし、スタッフの業務を軽減する必要があった。
導入後の効果・変化
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弁護士個人の携帯番号を伝えなくても、外出先で依頼者と電話ができるようになった。
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電話の取り次ぎが減り、スタッフの業務が軽減された。
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通話録音で業務の安心感や効率性が高まり、事務所内での情報共有もしやすくなった。
RemoTEL Case Study
ー 御社の事業内容について、教えてください。
柳井様:弁護士法人虎ノ門スクウェア法律事務所には、弁護士8名、社会保険労務士1名、スタッフが3名在籍しており、1名は育休中です。法律相談と裁判の二つが大きな業務で、事務所での書面仕事や外出先でのクライアント対応、また裁判所に出向くといったことが日々の主な仕事内容です。
ー 今回、クラウドPBXの導入を検討されることになったのは、どのような背景からだったのでしょうか?
柳井様:これまで、事務所にかかって来た電話は代表番号で受け、それを事務所にいる弁護士やスタッフに内線で振り分けるシステムを使っていました。弁護士が事務所にいる場合は良いのですが、外出しているとすぐには取り次げず、一旦切って後日折り返すという対応をしていました。弁護士個人の携帯番号を伝えるのは支障があるケースもありますので、この環境に課題を感じていました。
ー RemoTEL を選ばれる決め手になったポイントは何でしたか?
1. 全通話自動録音
柳井様:一つは、自動でされる通話録音です。裁判で相手方とのやりとりを証拠として提出することもありますし、複数の弁護士で対応している案件では依頼者との会話を事務所内で共有しやすい、これが大きなポイントになりました。
2. 取り次ぎ業務の軽減
柳井様:他に、事務所スタッフの電話取り次ぎ業務の軽減があります。
現在1名が育休に入っているのですが、私たちの規模の事務所ではその分をすぐに増やすことができません。日々相当な数がある電話の取り次ぎをしなくて良くなることで、残りのスタッフの業務を軽くできるというのももう一つのポイントでした。
3. 業務に合わせた柔軟な運用
柳井様:また、依頼者からの電話をすべて弁護士直通にするのではなく、「一旦代表を通して電話を受け、それを内線で転送する」という従来型の使い方も選択肢として併用できる、というのも非常に便利ですね。スマートフォンで03番号が使えるのもクラウドPBXの良さだと思います。
4. 移転やレイアウト変更でも配線工事不要
柳井様:今後、弁護士の人数が増えてきたときや、事務所の移転、あるいはリフォームの際にも電話の配線を引き直さなくて良いという簡便さもポイントになりました。
ー RemoTELをどのように活用していますか。
柳井様:外出先でも依頼者からの電話を直接受けられるようになり、しかも個人の携帯番号を伝えずにそれができる。さらに会話の内容も録音されていて後から確認もできるので、非常に便利に使っています。
ー 実際にご導入いただいて、どんな効果・変化がありましたか?
柳井様:録音データを聞き直せることで、業務の安心感や効率性がとても上がりました。
スタッフの電話取り次ぎ業務もかなり軽減できたと感じています。
ー 今後のRemoTEL へのご要望をお聞かせください。
柳井様:通話録音を裁判で証拠として提出したり、事務所内で共有するには、テキストデータの方が扱いやすいことも多いので、自動文字起こし機能に期待しています。