固定電話からスマホへ無料で転送する方法とそのサービスについて解説

2021.11.24

結論、固定電話からスマホへ無料で転送することはできません。

ただし、クラウドPBXをはじめとする各種電話サービスを利用することで、固定電話への着信をスマホで受けることができます。スマホを代表電話代わりにできるため、テレワークや在宅勤務中でも電話業務の効率が高まり、結果的に顧客満足度の向上にも繋がります。 本記事では、固定電話からスマホへ転送する方法や、利用するサービスについてご紹介します。固定電話の取り次ぎや転送でお悩みの方は参考にしてください。

1. 固定電話からスマホへ無料転送できる?

繰り返しになりますが、固定電話からスマホへ無料で転送することはできません。
ただし、電話サービスを利用することで、転送がとても便利になります。

導入コストやある程度の時間がかかるものの、固定電話からスマホに転送させることでいくつものメリットがあり、在宅勤務・テレワークへの移行がスムーズになるほか、使い方次第では電話代の削減も可能です。

在宅勤務やテレワークの導入を考えている場合や、電話対応で業務に支障が出ている場合、固定電話からスマホに転送できるサービスの利用を検討しましょう。

2. 固定電話からスマホへ転送できるサービス

固定電話からスマホへの転送を可能にするサービスを3つご紹介します。それぞれメリットやデメリットが異なりますので、比較して自社に適した方法を選びましょう。

2.1 クラウドPBXを利用する

PBXは、電話の発着信や転送を制御する装置を指し、それをクラウド(オンライン)で実現したものがクラウドPBXです。転送機能だけでなく、スマホで内線機能が使えるようにもなります。

クラウドPBXのメリットといえば導入コストの安さです。PBXや後述するIP-PBXの場合、専用の装置を購入しなくてはいけません。機器の故障を防ぐには、定期的なメンテナンスが必要など、保守点検費用もかかります。

クラウドPBXは全てインターネット上で完結するため、専用の装置は不要です。初期費用・月額費用はかかるものの、保守点検はサービス提供側が行います。

コスト削減効果もあります。クラウドPBXは、登録したスマホ同士の内線通話が無料で利用可能です。固定電話から直接スマホへ電話を転送できるため、転送料金はかかりません。場合によっては、外線通話料を抑えられる可能性があります。

デメリットは、通話品質がインターネット回線に左右される点です。クラウドPBXは、インターネット経由で通話するため、社員の通信環境によっては音声が聞き取りづらかったり、途切れたりする場合があります。導入と併せて、インターネット環境も見直したほうがよいでしょう。

サービスによって通話品質に差はあるものの、固定電話からスマホへ転送する手段で迷ったらクラウドPBXの検討がおすすめです。

2.2 電話転送サービスを利用する

スマホへ転送したいのであれば、電話転送サービスも方法の一つです。電話転送サービスとは、着信があったとき、事前に登録しておいた電話番号へ転送するサービスです。主に電話会社や携帯通信会社がサービスを提供しています。

電話転送サービスのメリットは、追加の工事が不要である点です。利用開始の手続きや電話番号の設定は必要ですが、PBXとは異なり、専用の装置なしで利用できます。

また、様々な転送方法から選べることも利点です。固定電話を呼び出さず、直接スマホへ転送することはもちろん、一度固定電話で電話を受け、必要な場合のみ転送する方法など、複数の転送方法を選べます。勤務状況に合わせフレキシブルに対応できます。

一方、コストがかさみやすい点に注意が必要です。サービスによりますが、登録した電話番号一つにつき数百円の月額費用が発生します。利用規模が大きくなると、月額費用の負担が膨れ上がるおそれがあります。

転送費用も必要です。電話転送サービスは、転送するたびに通話料が発生します。転送回数が多いほどコストが増加するため、サポート窓口やコールセンターなど、電話対応が中心の部門は注意が必要です。普段受けている電話回数を考慮し、導入の可否を慎重に判断しましょう。

2.3 IP-PBXを使う

IP-PBXは、インターネット回線(IP電話)経由で電話の発着信や内線を制御します。クラウドPBXと似ていますが、従来のPBXと同じく専用の装置か、サーバーへ専用のソフトをインストールする必要があります。

IP-PBXのメリットは柔軟な運用ができる点です。従来のPBXとは異なり、スマホはもちろん、パソコンとの連携もできます。大規模なシステムも構築しやすく、サービスによっては電話番号ごとに着信の振り分けが可能です。通話も録音できるため、問い合わせ窓口やコールセンター業務にも適しています。

ただし、IP-PBXにはセキュリティリスクもあります。クラウドPBXの場合、サービス提供側がさまざまなセキュリティ対策を講じ、情報漏えいを防いでいます。しかし、IP-PBXのシステムは社内管理となるため、セキュリティも自社で対策が必要です。

もしセキュリティの設定の穴や脆弱性を突かれた場合、ハッキングされてしまうリスクがあります。ハッキングした相手が国際電話を悪用し、甚大な被害に遭うことも考えられます。被害を防ぐためには、セキュリティ担当者を配置するなど、万が一に備えた運用が求められます。

3. クラウドPBXが最もおすすめ!

固定電話からスマホに転送する手段は複数ありますが、迷ったときはクラウドPBXを選びましょう。
ほかの手段と比べ、クラウドPBXは多くのメリットがあります。

  • 導入費用が安くコスト削減効果が高い
  • 専用装置が不要
  • 契約後はすぐに利用できる
  • 電話番号の追加や変更が簡単
  • さまざまな機能やツールが利用可能

コスト面の恩恵はもちろん、設備投資が不要で、サービスによってはすぐに利用を始められます。電話番号の追加・変更も簡単で、管理画面上から設定できます。

クラウドPBXを提供するサービスによっては、業務効率を高める機能やツールも利用可能です。例えば、留守電の録音や、名刺・連絡先を管理できる場合があります。単なるスマホの内線化や電話転送にとどまらず、ビジネスを加速させるのがクラウドPBXの強みです。

3.1 クラウドPBXと電話転送サービスの違い

クラウドPBXと電話転送サービスの違いは転送費用の有無にあります。電話転送サービスは、転送が発生するたびに費用がかかりますが、クラウドPBXは転送費用が必要ありません。電話を受ける回数によっては、コストに大きな違いが生じます。

また、通知される発信者の番号も異なります。
電話転送サービスの場合、スマホには転送元(オフィスの固定電話など)の電話番号が表示されます。クラウドPBXは発信者の電話番号が直接表示されるため、相手が誰なのかを番号から判断できます。事前に電話番号が分かるため柔軟な対応が可能になるでしょう。

4. 固定電話の転送はクラウドPBXで

固定電話をスマホへ転送する場合、クラウドPBXかIP-PBX、電話転送サービスのいずれかを導入する必要があります。それぞれメリット・デメリットがあるものの、悩んだ場合はクラウドPBXをおすすめします。

クラウドPBXのデメリットと呼べるのはネットワークの状態が通話品質に影響することくらいで、ほかの方法と比べて目立った欠点はありません。転送は無料で、時間をかけずに導入可能です。コスト削減効果も期待できるため、クラウドPBXの導入を検討しましょう。

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